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日本語対応インドネシア制作会社&撮影コーディネーターです。
インドネシアの撮影ヴィザ&様々な撮影許可

外国の方がインドネシアで商業目的とする撮影にいらっしゃる場合、通常は在日インドネシア大使館/領事館で撮影ヴィザをご申請頂きご入国頂きます。以下は注意点です:
1. 撮影ヴィザを申請せず到着ヴィザ又は観光ヴィザでご入国頂きますと、お持込み頂いた撮影機材が空港の税関から出られない場合がございます。また、機材が空港から出られたとしても、公衆の場や政府関係の取材、政府機関近辺で撮影をすると、警察やイミグレの係員と待遇する場合ヴィザについて問われてしまい、最悪の場合は撮影を中断され強制帰国される場合がございます。
2. タレントさんやVIPのお客様をお連れになる場合は撮影ヴィザをご申請頂いたほうが安心です。大きな撮影ではない限り、撮影クルーのみいらっしゃる場合はロケ地と撮影内容によっては撮影ヴィザ申請は何とかスルーできる場合もあります。ロケ現場、撮影クルーの人数、ご使用とする撮影機材をメール頂き、まずは弊社に検討をさせてください。
3. 撮影ヴィザ申請はインドネシア大使館/領事館に申請書をファックス頂くと同時に面接日のご予約を行い、 書類受理されてからヴィザ取得まで通常は5週間掛かります。大使館/領事館の係員に事前にお電話で事情をご説明頂ければ通常期間よりも5日間早めにヴィザ取得できる場合もございます。撮影ヴィザ申請に必要なフォームはこちらのリンクからダウンロード頂けます:
http://kbritokyo.jp/ja/visa/
4. 撮影ヴィザ申請書に現地コーディネーターの詳細を以下のようにご記入頂きます;
Our Local Filming Coordinator:
TRilogy Production, CV. Indonesiamix Jaya.
PIC: Ms. Tita Razzak (ICA).
Address: SSP Sariwangi No. E-16, Sariwangi Raya Parompong,Bandung Barat, Jawa Barat.
Tel: 022- 8888 0167 / 0813 2177 5211
申請期間中にジャカルタの外務省/観光文部省からコーディネーターに連絡が入ります。御社の撮影に関して具体的に聞かれ、申請書の内容と異なる或いは質問されたことに関して適切な答えを出せない場合は撮影ヴィザが取得できなくなってしまう恐れがございますので、インドネシア大使館/領事館に受理される前に撮影ヴィザ申請書の全ての書類を担当コーディネーターにも共有頂きます。
5. インドネシアはカルネ協会に2015年に加盟国になられたばかりです。撮影ヴィザを取得した場合、同時に提出頂きました持ち込み機材リストの許可も取得とされますので、カルネの申請は必要ありません。但し、撮影ヴィザを取得せずカルネでインドネシアに機材を持ち込む行為は基本違法です。商業目的の撮影でご入国と機材持込みいがバレてしまいましたらインドネシアの空港から機材が出れない場合もあります。撮影ヴィザ申請に5週間の時間が無い場合、または申請がご面倒な場合は日本から機材を持ち込まずこちらで機材のレンタルをされたほうがリスクを削減できます。現地で手配可能な機材に関してはお問い合わせください。
6. 撮影ヴィザを取得すると同時にインドネシア観光文部省で国内撮影許可書が発行され、インドネシア投資調整庁でお客様が受け取りに行きます。お時間が無い場合は代理でコーディネーターが取りに行くことも可能です。その場合、手数料として100万ルピア(約1万円)を頂きます。
7. 撮影ヴィザ取得の規定で、少なくとも役人一人はロケに同行することになります。ロケ規模によっては同行する役人の人数が決められてしまいます。ロケ期間中の役人の交通費・飲食費・宿泊費・役人のコミッション(一人1日50米ドル~65米ドル、ロケ地によって異なります)をお客様がご負担頂くことになります。ロケの規模が大きくないと政府側が判断する場合(例:簡単なテレビ取材や外国人人気タレントを活用しないCM/PV撮影など)は交渉によっては役人の同行無しが可能になりますが、ロケ期間滞在日数x50米ドルのお代金を役人に支払うことになります。領収書は役人からは出ませんので、弊社が領収書を作ることは可能です。
8. 森林や保護公園、インドネシアの奥地で撮影を行う場合は、撮影ヴィザを申請する前にインドネシア森林省やその地域の観光文化局又は森林局に撮影許可/推薦状申請を事前に取得頂き、撮影ヴィザ申請用の書類に在日インドネシア大使館側へ提出頂きます。こちらの撮影許可/推薦状の申請は早くて3日間、遅くて1ヶ月以上は掛かります(担当役人の都合次第)。代理でコーディネーターが現地へ行って申請することは可能です。費用は場所と撮影規模により異なります;(例)トラジャ文化の取材許可費は4万円、ブロモ山やイジェン湖の取材許可費は15万円を各担当局にお支払いすることになります。CMや映画撮影の場合はもっと掛かる場合もあります。申請には撮影ヴィザ申請書と同じ書類が必要です;クルー又はタレントリスト&パスポートコピー、機材リスト、スケジュール表、シナリオ/香盤。
9. インドネシアの海中撮影も上記8番と条件は同じです。海中撮影のほうはインドネシア水産省に撮影許可/推薦状申請を事前に行います。
10. ジョグジャカルタのボロブドゥール寺院やプランバナン寺院、遺跡などを撮影する場合はインドネシア文化遺産保護局に撮影許可を申請しなければなりません。撮影ヴィザ申請期間中に行い、許可取得まで2週間以上~1ヶ月は掛かります。インドネシア文化遺産保護局が申請書を検討してから料金が決められます。
11. 上記の国内撮影許可や政府側が出す撮影許可とは別に、ロケ現場の撮影許可申請もございます。公の道路や歩道橋などは申請する必要はありませんが、レストランやビル内など企業又は個人が管理する場所には撮影許可申請は必要です。場合によっては申請費以外にも現場使用料金が発生します。撮影ヴィザ申請期間中に代理でコーディネーターが申請することは可能です。
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